Q.「生理中でもトレーニングは可能ですか?」【生理中の過ごし方】にお答えします!

こんにちは!女性専用パーソナルジムMoveLab(ムーブラボ)でピラティスインストラクターをしている安原望です。

女性の身体は、毎月の生理周期によって体調や心の状態が大きく変化します。そのため、お客様からこんなご質問をいただくことがあります。

「生理中は体調が優れないのですが、レッスンを休んだほうが良いでしょうか?」

今日は、生理中の身体の変化と、MoveLab(ムーブラボ)でのピラティスの向き合い方について、詳しくお話ししていきます。

目次

大切なのは「ご自身の体調に合わせて」ピラティスをカスタマイズすること

結論:生理中でも「ご自身の体調に合わせて」ピラティスは可能です!

生理中、トレーニングを休むべきか、続けるべきか。その答えは、「ご自身の体調と相談して決める」ことが最も大切です。

MoveLab(ムーブラボ)では、生理中だからといって一律にお休みを推奨することはありません。なぜなら、ピラティスは生理中の身体と心に良い効果をもたらす側面もあるからです。

❌ 無理は禁物!休むべきサイン

以下のような症状がある場合は、無理せずお休みいただくか、必ずインストラクターにご相談ください。

  • 激しい腹痛、腰痛がある
  • 貧血やめまいがする
  • 倦怠感が強く、起き上がるのが辛い
  • 精神的な落ち込みが激しい

⭕️ ピラティスが生理中に役立つ理由

軽度な不調(重くない生理痛や軽度のむくみなど)であれば、ピラティスは以下のようなメリットをもたらします。

  1. 血流の改善と痛みの緩和:ピラティスの穏やかな動きは、子宮周辺や骨盤内の血行を促進し、生理痛や腰痛の緩和に繋がることがあります。
  2. むくみ・だるさの解消:生理中は体内に水分を溜め込みやすくなりますが、ピラティスでインナーマッスルを動かすことで、リンパや血液の流れが改善し、むくみが和らぎます
  3. 自律神経の安定:ピラティスで重要視されるラテラル呼吸は、乱れがちな自律神経を整え、イライラや気分の落ち込みを落ち着かせる効果が期待できます。

MoveLab(ムーブラボ)の「生理中のトレーニング」サポート方針

MoveLab(ムーブラボ)は女性専用のパーソナルジムです。生理中のデリケートな体調を考慮し、以下のようなサポートを徹底しています。

1. レッスン前のヒアリングを徹底

ご来店時、インストラクター側から「今日は生理何日目ですか?」「体調はいかがですか?」とお伺いする事があります。この情報をもとに、その日の体調に合わせた無理のないレッスン内容を組み立てます。この時、必ずあなた専属の女性インストラクターが体調をお伺いします。普段からあなたの体を見ているインストラクターが女性同士であるため言いやすさ辛い時期の共感をもって行う事ができます。

2. 強度を下げる、避けるべきポーズ

生理中は、腰部への強い圧迫や、骨盤底筋群に過度な負担をかけるポーズは避けます

  • 腰痛を起こすような激しい背筋運動は避ける
  • 逆転のポーズ(頭が下になるポーズ)は基本的に行わない
  • ストレッチポールやボールなどを使って、リラックスや血行促進を目的としたメニューに変更

3. 「休息」を大切にするメニューへの変更

生理中は、「激しく動く」ことよりも「深くリラックスし、整える」ことを優先します。

呼吸に集中する時間、腰痛を和らげる背骨を優しく伸ばすストレッチ、穏やかな動きで骨盤周りの緊張を緩めるメニューを中心に構成します。

実際の練習を一部公開中https://youtu.be/nLvfJZ3pN-o?si=YTzvk-yRXxqC4Ln_

大切なのは「身体の声」を聞く習慣

生理期間は、私たち女性が「自分の身体の声に耳を傾ける」ための大切なサインです。

「頑張りすぎなくて良いよ」「ちょっと休もうね」という身体からのメッセージを見逃さず、無理をしないことが、トータルで健康を維持するために最も重要なことです。

MoveLab(ムーブラボ)では、お客様一人ひとりの生理周期や体調を考慮した、オーダーメイドのピラティスをご提供します。「生理中でも安心して通えるジム」として、あなたの健康的な毎日をサポートいたします。

ご予約の際、またはレッスン直前でも、遠慮なく体調をお知らせくださいね。

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この記事を書いた人

美姿勢・ダイエット担当のピラティスインストラクター。
女性特有の体の悩みに特化した指導実績20年以上の医療国家資格の作業療法士&国際ピラティス資格BASI保有者。

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