顔のたるみは筋膜のたるみ
年齢とともに気になってくる顔のたるみがあります。顔のたるみは見た目年齢をに影響して5歳は老けて見えてしまうと言われています。逆に言えば、顔のたるみを予防していれば長い間若々しく見られると言えますね!
小顔を目指す上でも、顔のたるみは何とかしたい部分ではありますね。ここでは『顔のたるみ』についての原因や対応法について紹介します。
顔のたるみの3大原因
1.肌の弾力性の低下
肌が持つ弾力性が低下が、顔のたるみの原因になります。肌の真皮層には、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの成分(筋膜)があります。肌の弾力は、これらの成分が真皮層や顔の筋膜に適切な構造で十分に存在することで保たれています。皮膚と顔の筋肉を結び付けている筋膜の支えが、以下のようなことで失われてしまいます。
紫外線
紫外線、特にUVAは真皮層にまで届き、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す「線維芽細胞」という細胞にダメージを与えます。線維芽細胞は筋膜のもとになる細胞でここがダメージを受けると、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの筋膜を維持して弾力を保つことより、まずは紫外線によるダメージから回復させることを優先してしまいます。
生活習慣
線維芽細胞が肌に弾力を与える良い筋膜になるには、たんぱく質やビタミンCをはじめ、様々な栄養素・酵素が必要です。乱れた食生活を続けていると、筋膜をつくることができずに、肌の張りが失われます。また、睡眠不足や夜遅くまで起きているなど、睡眠を十分にとっていない場合は肌の代謝ができずたるみの原因となります。
乾燥
肌の表面である角質層の水分維持の力が低下した状態、ようは肌が乾燥した状態になっていると、真皮層の水分を十分に保つことができなくなり、真皮層に悪影響を与えます。
加齢
赤ちゃんの肌にハリがあり、潤っているのは、真皮層にコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が多いからです。40を回ると、ヒアルロン酸の量は、約半分程度になってしまいます。
2.表情筋の筋力低下
顔には「表情筋」と言われる筋肉があります。表情筋は、顔の表情をつくるだけではなく、顔の張りをつくったり血液などを送るポンプの役割もしています。
表情筋が衰えると、その上にある脂肪や皮膚を支えられなくなり、顔にたるみが出てきてしまいます。また、血液などの巡りが悪くなり、肌に充分な栄養がいきわたらなくなります。そのため、表情筋の衰えはたるみの原因となるのです。
3.猫背姿勢
顔の筋肉は頭や首の筋膜とつながりをもっています。猫背で顔を突き出すような悪い姿勢は、首の後ろ側の筋肉が縮み、首の前部分が伸びるため、頬や顎周りの筋肉が下方向に引っ張られてしまいます。最近は、20代でも顔にたるみやほうれい線に悩む人が増えています。その大きな原因の1つが長時間のデスクワークになります。デスクワークは猫背姿勢をつくりやすく、悪い姿勢を長時間続けることは、顔の筋肉や筋膜が引っ張られ続けてしまい、たるみの原因となります。
1~3の原因すべてに筋膜が絡んでいるので、お顔のケアを考えた場合、筋膜を意識したケアを行うことが大事だといえますね。
顔のたるみの対応法
以上のように、「顔のたるみ」と『筋膜のたるみ』はとても関係しています。また、多くの人のたるみの原因は1つではなく、姿勢や生活の癖など複数の原因が複合的に絡み合って、顔のたるみが生じています。たるみを予防して、張りのある美しいお顔になるためには、以下のようなことが効果的です。
- 紫外線対策をしっかりと行う
- バランス(酵素)の良い食事を摂る
- 良質な睡眠
- 保湿
- 顔の表情筋を鍛える
- 背筋を伸ばした姿勢を保つ
- お顔や頭部の筋膜リリースや筋膜リフトアップ
たるみだけではなく、美肌を保つ上で大切な食事や睡眠、紫外線対策を丁寧に行うと同時に、たるみ対策の表情筋エクササイズや筋膜リリースなどのケアを追加していくことで、顔のたるみを予防・改善していくことができます。
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