「また続かなかった…」三日坊主ダイエットを乗り越える3つのポイント

ダイエットに失敗するたび、「またダメだった」「自分には意志力がないんだ」と落ち込んでいませんか?

でも、その挫折はあなたのせいではありません。実は、ダイエットを邪魔するもっと深い心のクセや体の仕組みがあるんです。

この記事では、頑張りや根性論に頼るのではなく、科学的な視点から、ダイエットがうまくいかない本当の理由と、それを乗り越えて成功するためのヒントをお伝えします。

目次

POINT①:「なぜ続かないの?」あなたのダイエットを邪魔する本当の理由

ダイエットの挫折は、個人の意志の弱さから来るものではなく、私たちの心と体に備わる自然な機能や、日々の行動パターンによって引き起こされます。ここでは、ダイエットを妨げる心理的・行動的な要因と、生理的なメカニズムを深く掘り下げていきます。

1. 心理的な罠:頑張りすぎが引き起こす3つの弊害

完璧主義

毎日3時間の運動を絶対にやる!」とか、「揚げ物はもう一生食べない!」とか、極端なルールを決めてしまうこと、ありますよね。

これ、一見すごく真面目に頑張っているように見えますが、もし一度でもそのルールを破ってしまったらどうでしょう?「あーあ、もうダメだ…」と、全部投げ出したくなってしまうのです。

②短期決戦:

「来週までに3kg痩せたい!」といったように、すぐに結果を求めてしまうのも、ダイエットが続かない大きな原因です。無理な食事制限やハードな運動は、ストレスをためやすく

ダイエットは、すぐに結果が出るものではありません。焦って毎日体重計に乗って、増えた・減ったで一喜一憂し、気持ちとモチベーションが振り回され、落ち込んだりする必要はありません。

何故ならダイエットは短期ではなく長期的に体になじむように行うものだからです。

③ストレスコントロール:

ストレスを感じると食欲を増進させるホルモンが増え、食欲を抑制するホルモンが減少することが知られています 。これにより、「ストレス食い」という行動が引き起こされ、ダイエットの努力を台無しにしてしまいます。加えて、一人で黙々と頑張る孤独なダイエットは、気持ちが折れやすく、途中で投げ出してしまいがちです 。多くのダイエット成功者は、プロのサポートを付けることで継続のためのポイントを知り自分にあった方法を学んでいます

2. 生理的な罠:知らないと損!停滞期やリバウンドのメカニズム

①ホメオスタシスを間違えて使う:

私たちの体には、自分の当たり前の状態を保とうとする「ホメオスタシス(生体恒常性)」という防衛機能が備わっています 。急激な減量に対しては、太った状態(自分の当たり前)をキープしよう少しの食べ物でも動けるように、体のエネルギーを省エネモードにします。これが停滞期につながってしまう事があります。

だからこそ、ホメオスタシスは正しく利用することが大切で、痩せた状態をキープするように使うことが大切なんです。

②プロゲステロンに騙される:

女性の場合、生理周期によるホルモンバランスの変化も体重変動の大きな原因です 。特に生理前は、女性ホルモン「プロゲステロン」の影響で体内に水分や脂肪を溜め込みやすくなり、むくみや体重増加が起こります。ここで落ち込んだりせず、いつも通り食事や運動量を変えないことが大切です。

以下のダイエットを妨げる原因のチェックリストを行うと、あなたの「続かない」の原因が見えてきますよ。

【チェックリスト】「なぜ続かない?」あなたのダイエットを邪魔する10の原因

□「完璧にできないなら意味がない」と考える。

□ 毎日体重計に乗って、落ち込んだり喜んだり感情がジェットコースター

□ 仕事や人間関係のストレスをため込んでいる。

短期間大幅に痩せようとしている。

生理前生理中の体重増加でやる気を失う

運動は「つらくて激しいもの」だと思っている。

孤独に一人で頑張っている。

知識が不足していて、何が正しいかわからない。

□ 食欲を我慢で乗り越えようとする。

睡眠時間が足りていない。

POINT②:もう挫折しない!ダイエットを「習慣化」するための3つの鍵

ここではPOINT①で明らかになった三日坊主の根本原因を、意志力に頼るのではなく、無理なく続けられるコツをお伝えしていきます。

🔑1: 「意志の力」よりも「仕組みの力」習慣化の心理学

習慣形成の鍵は、「キュー(きっかけ)」「行動」「報酬」のサイクルを意図的に回すこと。

例えば、太っている時、

「疲れたとき(キュー)スナックを食べる(行動)満足感を得る(報酬)」サイクル

➡無意識のうちに強化=デブ習慣

これを、

「疲れたとき(キュー)5分だけストレッチ(行動)満足感得る(報酬)」サイクル

➡行動の部分を変えただけ=痩せ習慣

習慣にするには、「小さな成功」を積み重ねるのが一番の近道です。

いきなり大きな目標を立てると、やる気が続かなくなってしまいます。例えば、「まずは3日間、毎日5分だけストレッチする」など、「これならできそう!」と思えるくらい小さなことから始めてみましょう。

成功するたびに「自分にもできた!」という自信が生まれて、もっと頑張ろうという気持ちがわいてきます。こうして少しずつステップアップすることで、いつの間にか頑張らなくても続けられるようになります。これが習慣化のマジックなのです。

🔑2: 「正しい知識」を身につける!一生使える痩せる習慣

ダイエットの成功には、無理な食事制限ではなく、健康的で続けられる食生活と、日常生活での活動量を増やす工夫が大切です。具体的な5つの工夫を紹介します。

PFCバランスを意識する

タンパク質、脂質、炭水化物をバランス良く摂りましょう。特にタンパク質は筋肉の材料です。基礎代謝を上げ、痩せやすい体につながるので、しっかり摂ることが大切です。

食べる順番を変える

野菜 → タンパク質 → 炭水化物の順で食べると、血糖値の急な上昇が抑えられ、脂肪を蓄積しにくくすることができます。

よく噛んでゆっくり食べる

食事を始めてから満腹中枢が刺激されるまでには約20分かかると言われています。よく噛むことで食事のスピードが遅くなり、少量でも満足感を得られ、食べ過ぎを防げます

規則正しい時間に食事をする

食事の間隔が空きすぎると、次の食事で血糖値が急上昇しやすくなり、体に脂肪をため込みやすくなります。なるべく、食事の時間を一定させると、血糖値を安定させることができます。

こまめに水分補給する

水を飲むだけで消費カロリーが増えるという研究結果もあり、代謝を助け、空腹感を紛らわす効果もあります。

運動は「ながら」でOK

運動も「まとまった時間を確保しなければならない」という考え方を捨てましょう 。多くの人は運動を「つらくて激しいもの」だと捉えているため、運動習慣が定着しません。しかし、日常生活の中で活動量を増やすだけでも、基礎代謝を上げることができます 。例えば、エレベーターではなく階段を使う、一駅手前で降りて歩く、家事をするときにピラティスで教えてもらった動きを意識するといった「ながら運動」は、無理なく継続できる賢い方法です。

🔑3: 「自己肯定感」を高める!自分と仲良くするマインドセット

①頑張りを「見える化」して自分を褒める

「完璧にできなかった…」と自分を責めるのはやめましょう。代わりに、「できたこと」に目を向けて、自分を褒める習慣をつけることが大切です。

例えば、「今日はジムに行けなかったけど、食事を記録できた」「昨日よりスクワットのフォームが良くなった」など、小さな変化を記録してみてください。自分の頑張りを「見える化」することで、自己肯定感を高めることができます

②ありのままの自分を愛する

「痩せなければ価値がない」という考えから離れて、ありのままの自分の体を愛することも重要です。

ダイエットは、自分を否定するためのものではなく、もっと健康的で幸せになるための前向きな行動です。

もし自分を褒めるのが苦手なら、誰かに褒めてもらう経験をしてみるのも良いでしょう。人から褒められることで、「こんなことで褒めてもらえるんだ」と気づき、少しずつ自分で自分を褒められるようになります。こうしたポジティブな評価は挫折への耐性を高め、ダイエット継続の強いメンタルを作ることが科学的にも証明されています。

以下に、失敗を成功に変える具体的な思考法をまとめます。

ダイエットに失敗した私 vs. 成功した私

失敗した私成功した私
「食べすぎた。もうダメだ」「今日は楽しんだ!明日からまたリセットしよう」  
「体重が減らない…」「姿勢がよくなった!服がスッキリ着れる」  
「運動はつらい…」「ながら運動で少しずつ活動量を増やそう」  
「一人じゃ続かない」「仲間と励まし合いながら頑張ろう」  
「自分には無理だ」「小さな成功を積み重ねて自信をつけよう」  

POINT③:ピラティスがあなたの「ダイエット継続力」を高める理由

女性専用パーソナルジムMoveLab(ムーブラボ)が提供するピラティスは、単に体を鍛えるだけでなく、POINT①で述べた三日坊主の根本原因にアプローチし、POINT②で提案した「習慣化」の鍵を使って、習慣化のサポートを行っています。

心の安定:科学が証明!ピラティスのメンタル効果

科学的な研究でも、ピラティスがストレスホルモンである「コルチゾール」を減らします。

また、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌が促されたりすることがわかっています。セロトニンには、食欲を抑えたり、心を落ち着かせたりする効果が期待できるので、「ストレス食い」を防ぐのにも役立ちます。

また、ピラティス特有の深い呼吸は、自律神経のバランスを整え、質の良い睡眠にもつながります。ストレスで眠りが浅くなりがちなときでも、心と体をリラックスさせてくれます。

ピラティスは自分の体と向き合う「動く瞑想」とも言われています。呼吸と体の動きに集中することで、心のモヤモヤから解放され、スッキリした気持ちになれます。

体の変化:痩せやすい体質になるピラティスの効果

ピラティスは、体の奥にあるインナーマッスルを鍛えるのが得意です。インナーマッスルが強くなると、姿勢がよくなり、自然と基礎代謝上がります。基礎代謝が上がれば、何もしていないときでも消費されるカロリーが増えるので、リバウンドしにくい体になれるのです。

ピラティスは、筋力や柔軟性に自信がない方でも安心して始められます。激しい動きではなく、一つ一つの動きをゆっくり丁寧に行うため、怪我のリスクが低く、無理なく続けられるのが大きな魅力です。

多くのダイエットが「つらい」「我慢する」ことを前提にしているのに対し、MoveLab(ムーブラボ)のピラティスは「心地よさ」や「無理なく」続けることを大切にしています。この点では、意志力に頼らない「習慣化」の心理学とピラティスはよく似ています。

MoveLab(ムーブラボ)のピラティスは、ただ痩せるためだけでなく、心も体も健康で前向きな毎日を送るための、最高の手段だと言えるでしょう。

まとめ:ダイエットは、あなたの人生を豊かにするための手段

ダイエットの本当の成功は、体重計の数字を減らすことだけではありません。それは、ストレスや自己否定から解放され、心身ともに健康で、自分を愛せるようになることです。挫折は、あなたに「より良い方法がある」と気づかせてくれるチャンスなのです。

MoveLab(ムーブラボ)は、ただ痩せるためのトレーニングを提供する場所ではありません。私たちは、あなたの体と心に寄り添い、挫折しないための具体的な習慣づくりのサポーターでありたいと願っております。

ぜひ、私たちと一緒に、理想の自分を叶えませんか?

「一人では不安…」「私に合った方法を知りたい」と感じた方は、ぜひMoveLab(ムーブラボ)の体験レッスンや個別カウンセリングにお越しください。専門知識を持ったインストラクターが、あなたの体と心の状態を丁寧にヒアリングし、あなたに最適なプランをご提案します。

女性専用パーソナルジムMoveLab (ムーブラボ)

住所: 和歌山市屋形町4-14-1

営業時間: 9:00~20:00(完全予約制)

電話番号:080-1503-0337

HP: https://movelab.wakayama.jp/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

美姿勢・ダイエット担当のピラティスインストラクター。
女性特有の体の悩みに特化した指導実績20年以上の医療国家資格の作業療法士&国際ピラティス資格BASI保有者。

目次