生理中のダイエットは難しい?ピラティスインストラクターが教える効果的な過ごし方

こんにちは!女性専用パーソナルジムMoveLab(ムーブラボ)でピラティスインストラクターをしている安原望です。

ダイエットを頑張っている女性からよく聞かれるのが、「生理中ってダイエットしにくいですよね?」というお悩み。

答えはズバリ、「はい、生理中は痩せにくい時期です」

でも安心してください!

生理中の体のメカニズムを理解して、それに合わせた正しいケアをすれば、生理前後のリバウンドを防ぎ、より効果的にダイエットを進めることができるんです。今回はその秘訣をお話ししていきます。

目次

なぜ生理中は「痩せにくい」と感じるの?

生理中だけでなく、生理前から体が重く感じたり、食欲が増したり、と経験したことはありませんか?これには女性ホルモンの分泌が大きく関係しています。

生理前に増える「プロゲステロン」というホルモンは、妊娠に備えて水分や栄養を体にため込もうとします。これがむくみ便秘食欲増進の原因となり、結果的に体重が増えやすくなります。

そして、生理が始まると、プロゲステロンの量は減少しますが、子宮を収縮させる「プロスタグランジン」という物質が増え、頭痛や腹痛、腰痛といった不快な症状を引き起こします。

このような体の変化が、ダイエットのモチベーションを下げてしまう大きな要因なのです。

【生理中のNG行動】無理な食事制限や激しい運動は逆効果!

「生理中で体重が増えた時こそ、頑張って痩せなきゃ!」と無理なダイエットをするのはやめましょう。

  • 過度な食事制限: 生理中は体がデリケートな状態です。極端に食事を減らすと、貧血や栄養不足を引き起こし、生理不順の原因になることも。
  • ハードな筋トレやランニング: 体に負担がかかる激しい運動は、生理痛を悪化させたり、貧血のリスクを高めたりします。無理をして体を痛めてしまうことにもなりかねません。

生理中のダイエットを成功させるための3つのポイント

では、生理中はどのように過ごせば良いのでしょうか?

1. 無理せず「体を温める食事」を意識する

生理中は体が冷えやすいので、冷たい飲み物や食べ物は避けるのがおすすめです。温かいスープや、ショウガ、にんじん、かぼちゃといった体を温める根菜類を積極的に摂りましょう。

2. 頑張りすぎない「ゆるめの運動」を取り入れる

生理中でも、体を動かすことはとても大切です。血行が良くなり、生理痛の緩和にもつながります。

しかし、前述の通りハードな運動はNG。代わりに、以下のような「ゆるめの運動」が効果的です。

  • ウォーキング
  • ストレッチ
  • ヨガ
  • ピラティス

特にピラティスは、激しい動きがないため生理中でも安全に行え、血流を良くすることで体の不調を和らげます正しい呼吸法を身につけることで、リラックス効果も得られますよ。

3. 質の良い睡眠をたっぷりとる

睡眠は、ダイエットの基本です。生理中は特に、十分な休息をとることでホルモンバランスを整え、食欲のコントロールにもつながります。

まとめ:生理中は「休むこと」も立派なダイエット

生理中は「痩せる」ことよりも、「今の体調をキープする」ことを目標にしてみましょう。

無理に頑張らず、体の声に耳を傾けること。そして、体を労わってあげること。これが、生理後の痩せやすい時期にぐっと効果を出すための秘訣です。

MoveLab(ムーブラボ)では、女性一人ひとりの体の状態に合わせて、ピラティスやトレーニングのメニューを提案しています。

「生理中の過ごし方、具体的にどうすればいい?」

「痛みがひどくて運動どころじゃない…」

そんなお悩みも、ぜひお気軽にご相談くださいね。私たちと一緒に、自分の体と上手に付き合いながら、理想の自分を目指しましょう!

女性専用パーソナルジムMoveLab(ムーブラボ)

[WebサイトURL]https://movelab.wakayama.jp/

[ご予約・お問い合わせ]https://movelab.wakayama.jp/access

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この記事を書いた人

美姿勢・ダイエット担当のピラティスインストラクター。
女性特有の体の悩みに特化した指導実績20年以上の医療国家資格の作業療法士&国際ピラティス資格BASI保有者。

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