
こんにちは!女性専用パーソナルジムMoveLab(ムーブラボ)でピラティスインストラクターをしている安原望です。
「ダイエットのために運動や食事制限を頑張っているのに、なかなか結果が出ない…」 そんなお悩みをお持ちではありませんか?
実は、その原因、普段何気なくしている「呼吸」にあるかもしれません。
今回は、ダイエットを成功に導く「呼吸」の重要性と、ピラティスで実践している効果的な呼吸法についてお話しします。
あなたの呼吸、浅くなっていませんか?
現代人は、ストレスや長時間のデスクワーク、スマートフォンの使用などで、無意識のうちに呼吸が浅くなりがちです。
《浅い呼吸のセルフチェック》
- 息を吸ったときに肩が上がる
- 胸やお腹があまり動かない
- 気づくと息を止めていることがある
- 疲れやすい、肩こりや冷えに悩んでいる
一つでも当てはまった方は、呼吸が浅くなっているサインかもしれません。
なぜ「浅い呼吸」だと痩せにくいの?
呼吸が浅いと、体に取り込まれる酸素の量が減ってしまいます。酸素は、体内で脂肪を燃焼させるために不可欠な要素。 そのため、酸素不足は代謝の低下を招き、痩せにくい体質につながってしまうのです。
さらに、浅い呼吸は自律神経の乱れも引き起こします。 交感神経が優位な状態が続くと、ストレスホルモン「コルチゾール」が分泌され、食欲が増進したり、脂肪を溜め込みやすくなったりすると言われています。
ダイエットの味方!「深い呼吸」のすごい効果
一方、深い呼吸を意識すると、ダイエットに嬉しい効果がたくさんあります。
👑代謝アップ:
体の隅々まで酸素が行き渡り、脂肪燃焼効率がアップします。
👑自律神経が整う:
副交感神経と交換新生のバランスが整い、ストレスによる過食を防ぐ効果も期待できます。
👑インナーマッスル強化:
深い呼吸は、お腹周りのインナーマッスル(体幹)を自然と鍛えてくれます。 これにより、姿勢が改善され、ぽっこりお腹の解消にもつながります。
👑血行促進:
全身の血流が良くなることで、冷えやむくみの改善、美肌効果も期待できます。
ピラティスで実践!痩せ体質をつくる「ラテラル呼吸」
ヨガの「腹式呼吸」と対比されよくピラティスは「胸式呼吸」だと言われることが多いのですが、正確にいうとピラティスでは「ラテラル呼吸」という呼吸法を用います。
ラテラル呼吸は、交感神経を適度に刺激し、体を活動的にする効果があります。 エクササイズと組み合わせることで、体幹を安定させながら、より効率的に筋肉にアプローチできるのが特徴です。
《ピラティス流「ラテラル呼吸」のやり方》
- あぐら、または椅子に座り、背筋をまっすぐ伸ばします。
- 両手を肋骨(あばら骨)の上にそっと置きます。
- 鼻からゆっくりと息を吸い込み、肋骨を左右、そして背中側にも大きく広げるイメージを持ちます。この時、お腹は引き締めたまま、肩が上がらないように注意しましょう。
- 口から細く長く、すべての息を吐き切ります。肋骨が中心に集まり、お腹がさらに薄くなるのを感じましょう。
この呼吸を1日に5〜10分程度、意識的に行ってみてください。朝起きた時や仕事の合間など、リフレッシュしたい時にもおすすめです。
まとめ:呼吸を変えれば、体は変わる
ダイエット成功のためには、運動や食事だけでなく、「呼吸の質」を高めることが非常に重要です。
MoveLab(ムーブラボ)のピラティスでは、今回ご紹介したラテラル呼吸をベースに、一人ひとりの体の状態に合わせたエクササイズを提供しています。
「正しい呼吸法を身につけて、効率よくダイエットしたい」 「しなやかで美しいボディラインを手に入れたい」
そんな方は、ぜひ一度MoveLab(ムーブラボ)の体験レッスンにお越しください。 私たちと一緒に、呼吸から体を変えて、理想の自分を目指しましょう!