シンデレラのドレスが白かった訳

真っ白なドレス、透明のガラスの靴。

シンプルに語られる物語の中では、特に言外の意味が多くあると思うのです。

その背景、登場人物、物のチョイス。

彼女は、ススかぶりという意味のシンデレラという名前で呼ばれていました。

灰色のお嬢さんです。

それは掃除婦であり、影の中の人です。

決して表舞台に出るような人ではなく、表舞台にいる人を輝かせたり、磨く人です。

 

彼女は魔法使いのおばあさんによって、変身する訳ですが、チョイスがネズミとカボチャ。

いかにも、な気がします。

おばあさんが、灰色のお嬢さんに指定するには、うってつけのものです。

おばあさんの魔法もまた、面白いまでに不完全です。

 

12時になったら、夢(魔法)はとけるのだから。

 

しかし、その灰色のものが、

純白に。

ガラスの靴に。

 

これは彼女が、単なるお姫様でなく花嫁選びの舞踏会で、王子様のお嫁になる事を象徴していますし、ガラスの靴は壊れやすくも純粋な彼女の心をあらわしています。

 

だから12時のタイムリミットが来た時に、彼女の心の象徴であるガラスの靴だけは魔法が解けない。

彼女の夢が覚めた後に、残るのです。

 

彼女は、魔法が解ける直前に彼の元を立ち去ろうとします。

夢は夢のままである事をのぞんだから。

自分の現実を、王子様に見せたくはなかったから。

色んな靴に関する物語はありますが、彼女の靴はガラスである事が望ましいのは、この理由からだと思います。

 

王子様は、靴という何とも曖昧な手がかりだけを頼りに彼女を探し求めます。

ペアダンスを踊った相手なのに。

肌が触れ合う程、近くに感じていた相手なのに。

顔でもなく、声でもなく、

彼女の心の象徴であるガラスの靴を手掛かりに。

 

すでに彼は、彼女の容姿ではなく、その透き通った美しい心を探して彼女を求めていたのかもしれません。

 

ガラスの靴は、誰の足にも合わない。

だって、それは彼女の心の象徴、そのものだから。

 

そしてススかぶりのベールをかぶった彼女が恐る恐るその靴を履くと、だからぴったりと合う。

「あなたが私の妃だ!」

といって王子様が彼女を抱きしめる。

 

実にうまく出来た物語です。

 

老若を問わず、女性に愛され、語り継がれるにはとても色んな夢がつまった物語だと思います。

Dear Mr. Stevens

I can’t wait till now for your stage.

I look forward to receiving your lesson again.

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